SEO対策って?
「SEO対策ってお高いんでしょう?」
「SEO対策しないとホームページって検索しても出てこないんでしょう?」
と思ってる初心者の方!
はい、私です。
10年程前でしょうかね?以前勤めていた会社で、ネットショップの管理や運営を任される事になりました。元々DTPオペレーターで紙に対しての仕事をしていたので、webに関わる初めての仕事はわからない事だらけでした。
web会社さんにseoとかweb上で動くアプリケーションなどの説明を受けたのですが、(基本的な作業は顧客情報の管理と商品管理だったので・・・)ざっくりと理解してませんでした。
今思えば、あの会社さんはかなり最先端の事をされていたんだなぁ・・・と思います。
で、その当時の頭から新しいSEO対策についての知識が増えてないもんですから、冒頭の考えに至る訳です。
SEO対策について改めて調べる
ホームページを作る側から提案する側になったので、SEO対策は避けては通れない所。
そんな時に何て説明すればいいんだろう?
お客様はSEO対策を知らない人も多く、ホームページがある事で効果があると思ってるお客様、ホームページ最大のメリットである「集客」に焦点を当てず、ちょっとした広告や宣伝にホームページの事を紹介するくらいで終わってしまう方も多い。
「お客様へホームページがどれだけ集客や売上に繋がるかを提案する」
この考えを念頭に置き、そこで必要になるSEO対策をどう行うのか?
そこんとこを初心者なりに真面目に考えます。今更ですが!
内部SEOと外部SEO
まず、SEO対策には「内部SEO」と「外部SEO」の2つに大きく分けられます。順に説明を自分なりにしていきます。
・内部SEO
Googleやyahoo!など検索サイトで調べものをする際に必ずキーワードを入力すると思います。
例えば、今日の夕飯の献立が決まらないので、参考になる夕飯は無いかな?と思って検索する場合
「夕飯 献立」
などと検索するのでは無いでしょうか?
ご存知と思いますが、この検索ワードに関連したサイトが表示されます。
では、今の時代星の数ほどあるホームページの中から、一番最初に表示されるサイトとはどの様なサイトなのでしょうか?
簡単に言うと表示される順番は、閲覧回数が多いホームページであり、閲覧者に正しい情報を提供しているサイトであり、結果、色々なサイトで紹介、宣伝されている良質なサイトです。
良質なサイトとは?
良質なサイト=知りたい情報を正しく伝えているサイト=SEO対策が出来ている
「夕飯 献立」と検索して、開いたページがケーキのレシピだとしたら?きっとすぐにページを閉じる事でしょう。そして誰もが経験した事あると思います。
ホームページの閲覧回数を増やせば、良質なサイトと認知されます。
良質なサイトと認知されれば検索内容にマッチしていれば検索順位が上にきます。するとまた閲覧回数が増えます・・・
閲覧した人が、誰かにこのサイトを教えたいと自分のブログなどにホームページのリンクを貼って紹介してくれたとします。これを被リンク(ナチュラルリンク)と言い、良いお店が口コミ宣伝で広がって行く事と同じ様に、被リンクが多いサイトも良質なサイトとして広まって行くのです。
内部SEO対策まとめ
知りたい人に対して痒い所に手が届く情報を提供する事を意識したホームページが作れれば、自然に人が集まり、誰かに教えたくなる情報を発信していれば、口コミでの宣伝で広まり良質なサイトと認知されます。
痒い所に手が届く情報をサイトに盛り込む事が内部SEO対策と言えると思います。
ネットショップをしようとして欲しい商品を探したけれど、価格も納期もわからなければ、そのネットショップで買い物する人は不安になるでしょう。
やはり、商品があり、価格があり、納期、支払い方法、問い合わせたい時の連絡先など、閲覧した人が知りたい事が集約されいる事が良いと思います。
外部SEO
では外部SEOとは何なのか?
簡単に言えば広告費を払ってサイトを宣伝すると言うもの。
内部SEOだけでは良質なサイトと周知されるまでにどうしても時間は必要になります。ホームページを運用する事は、実店舗を運用する事と似ていると思います。
店舗の商品や内装、設備などを充実させる事=内部SEOだとします。
しかし、どんなに良いお店(サイト)でも、まずお店の場所がわからなければお客さんは来ません。お客さんが誰も来なければ口コミもお店の評価も生まれません。
そこでお店(サイト)を知ってもらう為に広告費を使いサイトへ誘導する事が外部SEOにあたります。
新規オープン店が、まずはお客様に知ってもらう事を目的とし、チラシを配ったりクーポン券を渡したり、イベントやキャンペーンを行うのと同じです。
良質なサイトから被リンクを得る事で、サイトの信頼は上がります。
「このサイトはあのサイトが紹介してるから信頼されている」
これは閲覧者的にもサイトを巡回しているクローラーにも適応される事です。
Googleなどに広告費を払い、広告サイトとして検索のトップに表示されるアレです。
被リンクとは? クローラとは?(出典 IT用語辞典 e-Words)
他にも、ポータルサイトやPVの多いブログなどで広告エリアなどを設け、広告を募集していたりします。
外部SEOは被リンクの扱いが非常に難しく、せっかく行ったSEO対策が裏目に出てしまう事もあります。
どういった場合かと言うと、アクセス数は毎日少しずつ増えて行きます。毎日アクセスが10件程のサイトがある日を境に1日で一気に1万アクセスに増えた場合、不自然なアクセス数としてクローラから不正を疑われます。
格安のSEO対策業者などは、ipアドレスを大量に自動生成しサイトへアクセスさせる方法を取るサイトもあった様です。(現在にその用な業者があるかはわかりませんが・・・)
クローラーに不正と判断されたサイトは良質なサイトとは見なされず、検索順位の対象は下がってしまう事があります。
外部SEOのまとめ
外部SEOに関しては素人が手を出すにはリスクが高く、私の様な個人規模のクリエイターでは対応が難しいのが正直な所、それでもお客様が希望されるのであれば、最低限提案はする必要があると思いますし、メリット、デメリットについても知識を持っている必要があると思います。
もし外部SEOを行いたいのであれば、業界最大手のGMOさんにお願いしましょう。
一昔前であれば外部SEOが主流だった様ですが、現在はwordpressを使ったブログメインのサイトも多く、良質な情報を提供する内部的に充実したサイトを作れば、検索順位も上位に来ます。
ホームページもSEOもお客様のニーズと世間のニーズを知り、その内容を反映したサイトを作る事が一番だと思います。